こんにちは、35スマイルママ(35smile_mama)です。
赤ちゃんの健やかな成長のための完全食と言われる、母乳。
いつでも飲めて、いくらでもあげれる魅力がありますが、乳腺炎や母乳が出ない!といった母乳トラブルに悩むことも。
わたしは2回の出産のうち、1人目は母乳が出なくなり、2人目は高熱を伴う乳腺炎に二度かかりました。
乳頭に白くニキビのようなものができる、「白斑」と呼ばれるものができ、膿もたまってしまいました。
その乳腺炎の影響で、40度の発熱が出て、激痛ながらもおっぱいをあげるのは本当に大変だったんです^^;
今回の記事は私の体験談をもとにして、乳腺炎に悩むママたちに向けて書いています。参考になったら嬉しいです!
乳腺炎になったときの対処法【体験談】
乳腺炎で大変な思いをしたのは、二人目の2度めの乳腺炎のときです。
産後2ヶ月目と半年くらいのときに乳腺炎にかかりました。
はじめのうちは3時間おきくらいにおっぱりが張るようになるのですが、授乳が4時間も空くとおっぱりにシコリがあちこちできて、まるで岩のような硬さになります。
おっぱいに熱がこもったり、乳腺炎になりそう…ってときは産院で冷やすといいと聞いていたので、冷えピタや保冷剤などで冷やすも、処置が遅かったためか手遅れになり、そこから乳腺炎になるパターンが多かったですね。
悪寒が止まらない、つらい高熱
乳腺炎で40度の高熱が出たとき、悪寒がして寒気が止まらなくなりました。
ヒーターの前から離れられないくらい、悪寒が止まらず、頭もぼーっとしちゃうんです。
授乳しても一向に症状が良くならないので、「もう限界だ!」と出産した産婦人科に電話。
「乳腺炎で40度出て、しんどいんです、、どうしたらいいですか?」と。
乳腺炎の原因はなんだったのか…?
電話で症状を伝えると、おっぱいマッサージでたまった母乳を出します、とのことでした。
で、ほかに聞かれたのが、
「昨日何食べました?脂っこいものとか食べました?」って聞かれたんです^^;
昨日は…何ヶ月ぶりにラーメンを食べたんです。
それを聞いた助産師さんに「じゃあ、原因はそれかもね~」と言われました^^;
脂っこい食事(ラーメン)が原因?
助産師さんからは、おそらく前日に食べたラーメンが原因かもと言われたのですが、脂っこい食事は母乳に影響が出てしまう可能性がありそうです。
授乳中はお腹が空きやすく、疲れがたまるので、高カロリーなものや脂肪分の多いものを摂取しがちです。
しかし、母乳はママの血液でできているので、脂肪分の多い食べ物を必要以上に摂取すると、
母乳がドロドロになり、乳腺がつまる原因になり、乳腺炎になりやすくなります。
母乳で育てるママは、どんどん母乳に水分を取られて脱水気味になりやすいため、水分補給もこまめにするようにしたいですね。
でも、菓子パンとケーキばかり食べている友人ママは、全く乳腺炎になったことがないんです。
なので、脂っこい食事で乳腺がつまる原因というのは個人差がある気がします。
白斑を無理に取ろうとしてしまったから?
乳頭に白いニキビやおできのようなものを白斑(乳口炎)と言います。
これができてしまって授乳のときに痛くなってきちゃったんです。
授乳しても何をしても取れなくて、ついには白斑をつぶしちゃいまして。。^^;
結局うまく取れず、さらに痛みが増しました。
白斑は、赤ちゃんにおっぱいを吸わせることで症状が良くなることが一般的のようですが、
乳口炎:乳頭に白い白斑があり、赤ちゃんが吸い始めると痛くだんだん痛みに慣れてくるのが特徴です
白斑がかさぶたの様に乳口をふさぐと、しこりが出来て乳腺炎になる場合もあります
授乳を長時間吸わせることが原因です。授乳の時間を15分以内にし、マッサージで乳口の流れを良くしてから、軟膏(紫雲膏)をぬって様子をみます
数日で痛みがなくなり、白斑も消えます
私の場合は、おっぱいを吸わせても改善せず、自分で無理に取ろうとしてしまったため悪化してしまったようです^^;
産婦人科でまさかのインフルエンザの疑い…?
わたしが乳腺炎で産婦人科に行った時期がまさかのインフルエンザの時期でした。
高熱だとインフルエンザを疑いたくなるのもわかるんですが、なんとか助けを求め、
断られそうになりましたが、私のやばそうな症状を見て、院長が迎え入れてくれました。(ほんと感謝です)
受け入れてくれるかどうか、あらかじめ電話確認をしたほうが良い
産院だったからなんとか受け入れてくれたものの、産院じゃなければ受け入れてくれなかったと思います。
まして産院は病原菌やウイルスにとても敏感。
急に病院へ訪れても、受け入れてくれないこともあり得るので事前に電話確認をしたほうが良いです!
予約がいっぱい、施術スペースが埋まってる、といったこともあります。
電話確認の際に伝えたほうがいいこと(聞かれたことでもあります)
- 現在の症状
- 熱はあるか
- おっぱいに痛みはあるか
- 薬は飲んでいるか
上記を伝えた上で、受け入れ可能か、対処してくれるか、確認を取ったほうがいいと思います。
母乳マッサージで膿を絞り出す!
助産師さんに「母乳マッサージで溜まった膿を出すよ!」と言われ、激痛の中、母乳マッサージがスタート。
ベッドの空き場所がなかったようで、分娩室で施術を受けたのですが、出産のシーンが蘇りました(笑)
あまりの激痛に意識が飛びそうなくらいでしたが、おっぱいの中に溜まっていた膿がものすごい量で出てきました。
冷や汗もすごかったのですが、膿が出ると徐々に症状も熱も楽になってきて、黄色い膿から白い透明感ある母乳へと変わっていったんです。
30分ほどで母乳マッサージは終了!
終わる頃にはあの激痛も治まっていて、だいぶ楽になりました。
やっぱり、プロの手のマッサージは違いますね。もっと早めに来るべきだと思いました^^;
解熱剤、もっと早く飲んでおけばよかった…
いま思うのは、解熱剤をもっと早く飲むべきだった、と後悔しました。
あんなにしんどいことが起きるとは…
終わったあとに処方されたのは、解熱剤と細菌や感染予防のための抗生物質。
助産師いわく、ここまで熱が高かったらカロナール(解熱剤)を飲んで良かったのよ。とのことでした。
ただ、産院や病院にもよって対処法が違ってくることもあるかもしれないので、やっぱり事前に電話などで確認をしたほうが安心だと思います。
乳腺炎になった先輩ママの口コミ!
乳腺炎に悩むママたちもたくさんいるんです!
みんなの対処法も気になりますので掲載します^^
20代女性
おっぱいがうっ血していて痛みがあります。
乳腺炎かどうがわからなくて、赤ちゃんにおっぱいをあげているのですが、
吸ってもらっても出したりない気がして、搾乳しています。
痛みがもつか心配ですが、次回の検診時に聞く予定です。
30代女性
よく乳腺炎を繰り返してしまいます。
頭痛から始まり、風邪のような症状になるので自力でマッサージをしたり、
カロナールを飲んで熱が下がるまで授乳をしながら様子を見ます。
あまりにひどいときは断乳してロキソニンを飲んだりしますが、
毎回あの痛みにはうんざりです。
30代女性
乳腺炎で高熱になり、お産をした産婦人科でマッサージを受け、
できてしまった白斑も無事に治るかと思っていましたが、
後日白斑が大きくなり、他の病気ではないかと心配していました。
でもおっぱいを吸わせ続けていたら良くなり、自然治癒して今はなくなっています。
40代女性
乳腺炎になりかけのとき、毎回関節痛に襲われます。
おっぱいにいくつかしこりができるんですが、しこりの部分を搾乳して、
治るときとさらに症状が悪化し、逆効果のときもあります。
授乳をすると少し良くなるのですが、やはり痛みがあるので冷えピタをしています。
20代女性
口コミを見るほど痛くないし、熱もないのですが
授乳時だけ痛みがあります。
これって乳腺炎なんでしょうか。。?
何科に行けばいいのかもわからないし、親も近くにいないので乳幼児を連れて
母乳外来にも行けません。
30代女性
お風呂に入ってシャワーをあてたりすると余計におっぱいの張りがひどくなる気がします。
冷やさないといけないと産院にきいたので、保冷剤で冷やしてますが、痛みはひどくなる一方で
腰痛や吐き気までしてくるときもあります。
よっぽどひどいときは母乳外来でマッサージを受けますが、高いからあまり行きたくありません。
乳腺炎で切開になることも…?
乳腺炎で切開の手術になることもあると、友人ママから聞いたことがあります。
ときにひどい症状になると、切開手術が必要になる場合もあるそうです^^;
膿みの排出から膿腫や乳管の切除も
抗生物質の投与と症状の緩和から治療を開始します。膿瘍を形成している場合には中の膿みを排出するために、皮膚を一部切開します。膿瘍が大きい場合や形が複雑で持続的に膿みの排出が必要と判断した場合にはドレーンと呼ばれる柔らかいストローのような管を留置します。なかなか治らない場合や乳腺炎を繰り返し起こす場合には膿瘍の切除や原因となる乳管の切除を目的とした手術を行います。いずれの場合にも可能な限り容姿には配慮いたします。
乳腺炎で切開しなければならないかというギリギリをさまよってる私。とりあえずマッサージに通い痛みに耐え過ごしている…。心に余裕がないせいか、ギャン泣きされればイライラしてしまうし、旦那に八つ当たり、そのあと自己嫌悪で苦しくなる。自分が情けなくて泣いてしまう。
— mokichi@7m♂ (@mosuke55) 2019年2月23日
(今まで生きてきた中で痛かったこと)
1位 乳腺炎の切開
2位 陣痛
3位 乳首の根元切れてるのに授乳
— ゆん・39w4d→1m (@yun_hatumata) 2019年3月2日
病院行ってきた!
エコーして乳頭の真裏に膿が溜まってるとの診断。
先生「乳腺炎の延長やね。大抵授乳中の人がなるんやけどね。切って膿出そうか。」
(なぬ!?)(゜ロ゜;)
その場で胸に局部麻酔して、乳頭の下を切開して膿を出してもらいましたよ!
痛かったー(´;ω;`)— もみっ子 (@yu_sa14) 2019年3月11日
友人ママの中にも切開をした方もいますし、口コミも見ても分かる通り、乳腺炎がさらにひどくなった場合は切開手術になることもあるんですね。
しかも、とっても痛そうです^^;
やっぱり、乳腺炎は甘く見ないほうがいいってことを改めて思いました。
まとめ
女性にとって乳腺炎は身近に起きる症状なのかもしれません。
マッサージや授乳、搾乳などで症状が軽減したり治ったりすることもあるかもしれません。
でも、症状がいつまでも治らない、悪化した、といった場合も考えられます。
育児や家事で忙しくて病院や産院、母乳外来に行けないということもありますが、決して無理はしないほうがいいと思います。
激痛や高熱、さらには切開までしないといけない状況になることだってあるのです。
母乳をあげたくても母乳をあげられないのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても辛いですよね。