せっかく染めた白髪染め。
でも、しばらくすると生え際から白髪が目立ってくるんですよね…
- リタッチするべき?
- それとも全部また染める?
自分でやるのは大変だし、毎回美容室に行って染めるのも費用と時間がかかるし、どうしよう?と悩んだ経験はないですか?
また、美容室では上手に染まるけど自分でやると色むらが出たり、片付けが面倒だったりしますよね^^;
多くの人が悩んでいるテーマでもありますが、みんなは白髪染めのリタッチはどれくらいの頻度でどのように行っているのか、気になりませんか?
それと今回の記事では白髪染めが上手に染まるリタッチのコツも紹介していきたいと思います!
白髪染めのリタッチとは?
白髪染めのリタッチとは全体を染めるのではなく、髪の毛が伸びてきた分だけ染める方法です。
簡単にいうと根元を染めていく感じです。
全体を染めるのと比較してこんなメリットとデメリットがあります。
リタッチのメリット
- 髪の毛の根元部分だけなので、染粉や時間にムダがない
- 髪の毛が傷みにくい
- 料金が安く済む場合もある
リタッチのデメリット
- 前回と同じ色で染めないといけない
- 同じ色味が出せない場合もある
リタッチする頻度は2か月おきがいい?
いくらきれいに白髪染めをしても、時間がたつと生え際の白髪がどうしても目立ってきてしまいます。
髪の毛が伸びるペースは、個人差がありますが1ヶ月で約1センチ、2ヶ月もすると2センチ伸びます。
3か月たつと、だいたい3センチも白髪が伸びてくることになるので、さすがに目立ってきてしまいますよね。
白髪染めなどのカラーリングは、髪や頭皮へのダメージが大きいので、2か月に1度行うくらいの頻度が良いとのことです。(美容師に聞きました!)
美容室での施術を検討している場合は、あらかじめ予約を取っておくのがベスト。(でないと、染めたいときに染められない!ってことが起きます)
白髪のリタッチはセルフ?美容室?みんなの声
生え際の白髪、みんなどうしているのか悩んでいる声を多く見かけました。
20代女性
白髪染めをしても、1週間もたたずに根元の白髪が気になってきます。
頭皮へのダメージが気になるし、毎回美容院で染めてもらうのは費用がかかりすぎて厳しいです。
ブローネ根元カラー(ヘアマニキュア)とサロンドプロカラーオンリタッチ、マキアレイベルナチュラルヘアカラーの3つを効率よく使っていきたいのですが、月2回リタッチしても問題ないでしょうか。
30代女性
白髪染めのリタッチのコツを教えてほしいです。
白髪が増えてきて、1か月程度しか美容院では持たないので、自宅でリタッチくらいはしたいと思っています。
美容院の毛染と市販の毛染は同じものがないので、色を合わせるのも難しいし、どんなカラーを買えばいいのかもわかりません。
40代女性
伸びた部分だけリタッチをして白髪を目立たないようにするには、だいたいどのくらいの時間おけばいいんでしょうか?
あまり時間をおきすぎても頭皮や髪にもよくないし、かといって早すぎても染まらないのは嫌です。
自分で上手に染まるリタッチのコツが知りたいです。
30代女性
美容院で全体の白髪染めをしてから、1か月ごとにリタッチを2、3回行って、白髪が目立ってきたときに美容院で全体染めをしてもらいます。頻度的には4か月に1度くらいの美容院ですね。
根元のリタッチ部分とそれ以外の色あせ部分がわかりやすくなるので、定期的に美容室に行った方がいいかもしれません。
みんなの声を見ると、美容院で全体染めをしてからリタッチは自分で行う方が多い、ということがわかりました。
ただ、自分でやるには色選びや上手に染まる染粉の塗り方、塗ってからの時間をどれだけ置くか、といった疑問点も…
リタッチをセルフまたは美容室でやるメリットとデメリット
白髪染めのリタッチをセルフでやるか美容室で行うか、それぞれメリットとデメリットをまとめてみました!
リタッチをセルフで行うメリットとデメリット
セルフで染めるメリット
- 費用面で美容室よりも安く済む
- 染めたいタイミングで染められる
それに、白髪が気になってしょうがない…今すぐ染めたい!を叶えてくれるのはセルフの良いところです。
では逆に、自分でリタッチを行うデメリットはというと…
セルフで染めるデメリット
- 色むら、染め残しが出る場合がある
- 脱衣所、または浴室が汚れることも
- 皮膚や顔に染め液がついてかゆみや炎症が起きる場合も
- 選んだ染粉の成分が合わなかったり、色味が合わないことも
自分で上手に染められるなら良いのですが、なかなかうまく染められないですよね…
よし!今回はうまく染まってる!と思っても、サイドの髪をめくると白髪が染まってなかったり、後頭部が染まってなかったり、目に見えない部分がきちんと染まってなかったりします。
また、染めた後の浴室が汚れたりすることも懸念点の一つです。
リタッチを美容室で行うメリットとデメリット
美容院のメリット
- 技術者によるが色むらや染め残しは少なくキレイに染まる
- 髪色や頭皮の状態に合わせて染粉や置き時間を調整してくれる
- 白髪染め後の薬剤を残さずしっかり洗い流してくれる
美容室で白髪染めをするメリットはなんといっても「キレイに染められるから」ではないでしょうか?
染めた後は自宅とは違って、薬剤をしっかりと洗い流してくれるのも評価ポイントです。トリートメントなどのケアをしてくれるのも良いですね。
美容院のデメリット
- 費用がかかる
- 好きなときに行けない(予約が取れないことも)
- 美容師との意思疎通が合わないこともある
- 美容師が技術不足の場合もある
美容室でリタッチを行うデメリットは、やっぱり費用面。
一回きりではなく、これから白髪と末永く付き合っていくために何度も通うとなると、第一に費用面が不安になりますよね。
ほかにも、新人の美容師にあたってしまって技術不足だった、仕上がりが好みの色味ではなかった、などそういったこともたまにあります^^;
セルフで白髪染めのリタッチを上手にやるコツ(準備や確認)
セルフで白髪染めを上手にやるコツには、準備をしっかりしておくことが大切。
全部染めるときやリタッチのときもあらかじめ準備・確認しておきたいものはこちらで紹介します!
白髪染めの量は足りてるか?
リタッチは少量で染めることが出来ますが、前回残った分だけでやろうとすると、いざ足りなくなることも。
そうなるとケチって使うことになるので、しっかりと染めることができず色むらの原因になったりします。
予備で準備しておくことをおすすめします。
自分の手のサイズに合うビニール手袋を用意する
箱に入ってるビニール手袋のサイズって大きめにできているので、ほとんどの方が合わないのでは?
ビニール手袋、ゴム手袋、なんでもいいので自分の手の大きさのサイズにぴったり合う、使いやすいものを用意しましょう。
(きちんとフィットするものを用意しましょう)
ケープやイヤーキャップを用意する
ケープやイヤーキャップをして液剤が耳や体に付くのを防ぎます。
イヤーキャップは100キンでも売ってますが、こちらでもオッケー。
ハケやブラシを用意する
付属でついているハケやブラシよりも使いやすいものを使いましょう。
こちらは美容師さんたちが実際に使っているものになります。
こちらも通販でこのくらいの値段で購入できます。長く使うことを考えればそんなに高値ではないですよね。
コームを用意する
髪をかき分けたり、染まっているかどうかを簡単に確認することができます。
目が細かいものだと薬剤でコームが使いにくかったりするので、目が粗いものがおすすめです。
コームは100キンで十分活用できます。
ヘアクリップで髪をしっかり留める
髪をかき分けたり、押さえたりするのに必須なヘアクリップです。
こちらも100キンでいくつか購入しておくと便利です。
アラーム付きタイマーで時間管理をしましょう
染め時間は規定時間しっかり守るべき。
よくスマホでタイマーをかけてしまいがちですが、スマホが汚れたり、水がかかってしまって壊れる可能性もあります。
タイマーも最近は100キンで売られているのでそれで十分です。
コールドクリームやワセリンで液剤を防ぐ
皮膚に塗布して液剤の浸透を防ぎます。
皮膚を保護する役割があるので、フェイスライン、耳の後ろ、首回り、髪につかないように、生え際から7mm~1センチほど距離を空けてクリームを塗るようにしましょう。
ラップまたはヘアキャップでしっかり保湿
一通り染めてからの待ち時間に、髪をラップまたはヘアキャップをすると保湿効果にもなり、液剤が髪に浸透しやすくなります。
ヘアキャップは100キンでも売られていますよ。
汚れてもいいタオルを数枚準備する
染めた後は多少色落ちします。
そのため、新品なタオルよりも汚れてもいいタオルを使い、汚れてもいいようにしましょう。
皮膚についた用にしたり、洗面所の鏡吹きなど、
あらかじめタオルを数枚用意しておくといいですね。
コットンやティッシュをそばに置きましょう
皮膚に付いた液剤をサッと拭き取るためにもそばにコットンやティッシュの準備をしておきましょう。
身動きが取れなくなってから、拭くものがない!となると、探すのも出すのも大変なので。
準備物をまとめると…
ここまでの準備物をまとめると、
- 白髪染めの量は足りていますか?
- 自分の手のサイズに合うビニール手袋
- ケープやイヤーキャップ
- ハケやブラシ
- コーム
- ヘアクリップ
- アラーム付きタイマー
- コールドクリームやワセリン
- ラップまたはヘアキャップ
- 汚れてもいいタオル
- コットンやティッシュ
こちらをしっかりと準備しておきましょう^^
市販の白髪染めはどれがおすすめ?
ドラッグストアでもたくさんの商品が並んでいて、正直迷いますよね^^;
そして値段も500円程度のものから1,000円以上するものまで、差があります。
ここでは市販で買うならどれがおすすめかを3点紹介していきたいと思います^^!
①おすすめ商品:【ホーユー】シエロ ヘアカラーEXクリーム
シエロのヘアカラーEXクリームは、混ぜる手間がないので白髪染めに慣れてない方でも失敗が少なく染めることができます。必要な分だけプッシュすればいいので、残りはとっておけます。
リタッチなら全部は使わないので、残ってくれた方が経済的にもいいですよね!
1回でしっかり染まるのに、髪が傷みにくく、髪を保護する成分がうるおいを与え、ツヤのある髪を演出してくれるところも評価が高いです。
②おすすめ商品:【サロン ド プロ】 ザ・クリームカラー
白髪染めのツンとした臭いが全くしない、混ぜる手間のないクリームタイプです。
塗ってキッチンにいて家事をしていても全然問題ないくらいです(笑)
こちらも使う分だけ取り出せて残った分は次回に使えます。
③おすすめ商品:【ホーユー】 ビゲン香りのヘアカラークリーム
ホーユーのビゲン香りのヘアカラークリームは、チューブタイプで混ぜる手間はありますが、残った分は次回にとっておけます。
なんといっても値段が安いのが魅力。ヒアルロン酸が髪にうるおいを与え、髪のパサつきを軽減してくれます。
セルフで白髪染めのリタッチを行うコツ
セルフで白髪染めのリタッチを行うコツについて以下にまとめました!
しっかりと手順に沿って行えば、髪や頭皮へのダメージ軽減、染まり具合、色持ちも変わってくるはずです!^^
失敗しないための下準備
ポイント
- 髪をキレイな状態にしておく
- 部屋の温度は25度前後にしておく
- 髪をブラッシングしておく
髪は汗や皮脂がついていないほうが染まりやすいので、キレイな状態かを確認しましょう。
染まりやすい温度は25度前後なので、脱衣所や浴室をそのくらいの温度に調整することもポイントです。
また、白髪染めをする前に、皮脂や汚れなどを浮かせるために髪をブラッシングしておきましょう。
白髪染めを塗る順番
ポイント
- 白髪が多い部分(てっぺんやフェイスラインなど)
- 後頭部
- 両サイド
- トップ(後ろから前に)
- 白髪が多い部分(最後にもう一度)
白髪は黒髪よりも染まりにくい性質があります。
そのため、はじめに目立つ白髪部分を染めて、最後にもう一度白髪が目立つ部分を塗っていきます。
白髪染めを塗った後
ポイント
- ビニールキャップをかぶる(ない場合はラップをふんわりかける)
- 放置時間は説明書通りに置く
- 流す前は乳化を行う
- 洗い流す前は浴室・洗面台を水で濡らしておく
- シャンプーは2回
- トリートメントで髪を補修する
- 洗い流した後はすぐにタオルドライ・髪を乾かす
乳化とは?
少量の水(お湯)で白髪染めをした部分に揉み込むようになじませます。乳化させることで、皮膚への色移りが残りにくく、染まりが良くなります。髪や地肌についた薬剤を残さないためにも乳化を行っておくと良いです。
また、白髪染めの薬剤をしっかりと洗い流すためにも、シャンプーは2回行い、髪のダメージ補修のためにも、最後はトリートメントで補修するとなお良いです。
髪を痛ませない、色落ちさせないポイントは?
ポイント
- 白髪染め後のシャンプーは24時間以上空ける
- ドライヤーをかける時間は短めに、ヘアアイロンは1週間は避けたい
- 日焼けなどの紫外線対策を行う
- 施術後の3日~1週間はトリートメントで髪を補修する
白髪染めをした後の髪や頭皮はダメージを受けている状態です。
ちょっとしたことで髪が傷んだりパサついたりすることで、色あせや色落ちにつながってしまいます。
上記の点に気を付けて、髪をいたわり色持ちを良くしましょう。
こちらの動画では白髪染めのリタッチのコツを解説してくれています。
白髪染めのリタッチが面倒!という方に
一度だけじゃなく、白髪染めは染めようと思う限りずっと付き合っていかなければいけません。
そしてなにより、白髪染めってめんどくさいんですよね。
上記で白髪染めのコツや、色持ちを良くする方法を紹介しましたが、しっかりと準備して自分で行うのも大変です^^;
せめてリタッチが少しでも楽になれたらいいのに…と思っている方におススメの方法も下記で紹介しますね。
白髪染めシャンプーなら生え際の白髪が気にならない
最近注目されている、白髪シャンプーです。
いつものシャンプーを替えるだけで白髪対策ができ、生え際の白髪を目立たせなくしてくれます。
即効性はないですが、頭皮や髪にも優しく、使うたび自然と白髪を染めてくれます。
①おすすめ商品:利尻白髪シャンプー
ジアミンなどの成分を含まない無添加のシャンプーなので、安心して使えます。
白髪染めといったら黒しかないんでしょ?と思われがちですが、ブラック以外にもブラウンなどの色味を選ぶことが出来るのも魅力の一つです。
利尻白髪シャンプーは、薬局などのドラッグストアでも購入することができ、トリートメントと併用して使えばさらに色ツヤアップ・保湿効果も高くなります。
利尻カラーシャンプーだけで白髪は染まるか徹底検証と口コミします!【写真あり】
「最近白髪が目立ってきた…」 「白髪染めをするのがめんどくさい」 「シャンプーだけで白髪は本当に染まるの?」   ...
②おすすめ商品:KAMIKAシャンプー
泡立たない白髪シャンプーでおなじみ、KAMIKAシャンプーも最近注目を受けています。
これ一本で白髪ケアができ、うるおい、ツヤ、ボリュームなどの悩みも改善してくれると口コミ評価も高いです。
泡立たないシャンプーを使ったことがない方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
カラートリートメントで生え際の白髪を目立たせない
トリートメントタイプで白髪染めをするタイプです。
商品によって、使い方や頻度は変わってきますが、シャンプーよりも回数が少なく染まりやすい傾向があります。
市販でも最近はかなり商品が増えてきていて、選ぶのに迷うくらいです^^;
①おすすめ商品:白髪用ヘアカラートリートメント【LPLP(ルプルプ)】
無香料・無鉱物・タール系色素・ジアミン系酸化染毛剤が入っていない無添加処方のカラートリートメントです。
頭皮や肌、手にヘアカラー剤がついても問題なく、石鹸でキレイに洗い流すことができます。
また、購入後10日以内であれば使用後であっても全額返金保証がついてるので安心です。
②おすすめ商品:シュワルツコフヘンケルサイオス ヘアカラークリーム
市販でいくつも商品を試してきましたが、その中でも染まりやすいと思ったのはコチラです。
テクスチャーは少し固めですが、値段も安く、色も豊富で仕上がりも良いのでおすすめです。
部分染めマスカラで気になる部分をすぐ隠せる
部分染めのマスカラは、塗り残しや色むらがあってもすぐに隠せるタイプの化粧品の一つです。
マスカラのように気軽に塗れて、洗い流せば落ちるので、髪や頭皮にもやさしいのが特徴です。
一本持っているととても便利ですよ^^
まとめ
白髪染めといっても様々な方法で対策できることを知って頂けたでしょうか?
自分で行う、美容院で行う、それぞれのメリットとデメリットを知った上でこれからも上手に白髪と付き合っていきたいですね。
自分で白髪染めのリタッチを行う場合は、ぜひ今回紹介した方法で試してみてください。